こんにちは。作業療法士の今川です。
訪問しているとよく相談を受けるのが”便秘”のお悩み。

70代後半になると、男女共通の悩みとなる様です。
酷い方では、お腹の張りだけでなく、食欲不振や胸やけ、吐き気が強くなり、救急搬送…という例も聞いたこともあります。
酷くなる前に対応したい問題ですよね。

≪便秘の主な原因≫
〇年齢による身体の変化 (便意の感じにくさ、腸の動きの低下、便を押し出す腹圧の低下等)
〇食生活の変化 (のどの渇きを感じにくく水分が不足、食事量が少ない、食物繊維足りない等)
〇運動量の低下 (運動不足→ 筋力低下 → 腸の動きや便を押し出す力の低下につながる等)
〇薬の副作用  (高齢により複数の薬を飲むケースが多い等)

このような原因があげられるため、訪問時の対応としては。。。
訪問看護では、疾患・内服の確認、食生活や腸の動きの確認など実施。
そして、私の担当する訪問リハビリでは、その方のお身体の状態に合わせた便秘解消体操や筋肉トレーニングなどを行い対応しています。

寝たままでも行える運動や、座ってTVをみながら行えるような体操など種類も様々で簡単なものが多いです。
身体の痛みや動く範囲に合わせて、提案できるのが訪問で個々に関わる良さと思います。
お悩みの際は、お声掛けくださいね。