かくれ脱水にご注意を。
冬の寒さや乾燥が厳しくなり暖房を使用するこの時期に、注意しなければならないのが「かくれ脱水」です。
「汗をかかないから・・・」「じっとしているから・・・」「トイレに何度も行きたくないから・・・」と高齢者に水分補給をたずねるとよく返ってくる言葉です。その為に水分補給が減り、いつのまにか脱水症状を起こして体調不良に陥ってしまいます。
冬脱水のサインとして、「皮膚がカサカサ乾燥する」「喉が渇き口の中がネバつく」「体がだるく活気がなくなる」「めまいや立ちくらみがする」等があります。
症状としては脱力・筋肉痛・足がつる・短期間で体重減少・尿の色が濃い・37度前後の微熱・頭痛・日中の強い眠気・食欲不振・胃もたれ等です。
これらが出現したらかくれ脱水を疑い、経口補水液をはじめ水分補給をしましょう。
普段から冬脱水を起こさないよう、こまめな水分補給を心がけていけるといいですね。