こんにちは。看護師の藤田です。
段々と秋らしい気候になってきましたね。秋といえば何が思い浮かびますか?私は読書です。
私はもともと読書が苦手でしたが、ここ数年で読書の素晴らしさに気付き、毎日少しずつ本を読んでいます。

本を読むと、自分では体験できないことを追体験できたり、色々な人の価値観を知ることができます。
その中で、共感できたり、大切だなと思うことが、「自分の価値観」となるのだと思います。
大切だと思うことは人それぞれで、自分が大切だと思っていることが他の人にとってはそうではないこともあります。

以前、当事業所スタッフで「もしバナゲーム」というものをやりました。人生最期にどう在りたいかという希望を選んでいくカードゲームです。
「家族と一緒に過ごす」「誰かの役に立つ」「いい人生だったと思える」「大切な人とお別れをする」「身体を綺麗にしておく」「痛みがない」「機器に繋がれていない」などなど…
スタッフ内でも、大切にしたいと思うことは様々でした。

利用者さんと関わる上でも、自分の価値観を押し付けず、利用者さんやご家族の想い、価値観を聴かせていただき、寄り添っていけるよう心掛けたいと思います。