身内の食生活の話をしましょう。末路が分かります。
野菜は好き。パンも好き。甘い物、果物も好き。肉や油物は苦手。
どうなるでしょう?
標準体重で一見痩せ型に見えます。しかし、脂肪3筋肉7で標準体形が10だとした場合、実際には脂肪7筋肉2で標準に見えているだけ。比率でみると明らかにメタボ。
筋肉が極端にないせいで痩せて見えるだけで服を脱げば脂肪でたるんでいる。コレステロール値も高い。
タンパク質不足で筋肉は無くなり靱帯など体の組織ももろくなっていくため、重力に負けて円背が進んで行っている最中。
身体の組織である血管が薄くなり脳出血のリスクは上がる。血管薄いため、他の組織につぶされやすくなり特に末梢の血流が悪くなる。冷え性とか。血栓もできやすくなる。
円背からくる頭頚部の硬さと、血管の薄さの合わさり、頭部の血流悪くなり天気が悪い日は頭痛がおきる。
やる気の元であるドーパミンなどがタンパク質不足で低下して鬱っぽい。
肩こり首凝りは日常茶飯事。
物事を変えるのにはやる気を使うから、消費しないように物事に対して消極的になる。そして、明らかに変えないと悪くなるとわかっている物事でも足踏みして変えられない。そしてそのまま衰退、自滅していく。
将来は何もしないと、円背と筋力低下が進み、膝、肩、腰など様々な痛みに波及していき、7~80代で歩けなくなるでしょう。
さらに、頭痛は強くなり、脳卒中のリスクはさらに上がり、認知症リスクも跳ね上がる。今脳卒中になってもおかしくない。
脳に栄養行かないため、やる気がなくなり引きこもりがちになる。人生楽しくなくなる。
総じて生きている意味がなくなってくる。そして、自分の身体が悪いのは遺伝とか年のせいだと慰めにもならない言い訳をしながら自分を変えようとせず、他の人は元気なのにと僻み、性格のねじくれた高齢者になっていく。
そんな非常につらい現実がくる。
ギクッとした人は、今からタンパク質を摂りましょう。
厚生労働省の1日タンパク質推奨摂取量は75g。一食25g。肉で言うと一食100g。卵で言うと一食4個。がつがつ食べて下さい。
この量を見るとほとんどの人がタンパク質不足なのが分かると思います。
にもかかわらず、ギクッとしない人は、
栄養学について勉強して実践しているか、
症状が出ていないからまだ大丈夫と根拠もなしに問題を先送りにしているか、
私は肉も魚も卵も取れていると自分の認知が歪んで正常な判断が出来ていない人です。
つまり、ギクッとしていない大半の人も危険です。たんぱく質を取りましょう。