理学療法士Aのつぶやき 関節に水がたまるってどうゆう事?
久々のブログ更新ですがそのまえに、テンプレートですが明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ブログを更新できなかったことについて言い訳をさせてもらうと、年末になって色々忙しくて更新することが出来なかったのです。
今後、ブログ更新できない日が続く場合は忙しんだな…と察していただけたら幸いです。失踪せず頑張っていく所存ですので。
では、新年1発目と言う事で中身のない話ではなく、理学療法士らしい話をしていこうと思います。
何で関節に水がたまるのか。それは関節の中に、関節同士こすれあって生じた関節の粉が水を発生させるからです。
つまり、水がたまるのは関節に負荷がかかり削れて変形していっている途中という事なのです。変形が続けば関節がなくなり骨が露出して当たる様になるため、膝の激痛で歩けなくなり、手術をするほかなくなるのです。
関節内に粉ができる原因は正常な動作や歩行ができなくなり、関節内に負荷がかかりすぎているためです。つまり、水が溜まって注射などで水を抜いても関節に負荷がかかっている限り、水は再び溜まってしまうのです。
逆に言えば誰でも、正常な動作や歩行をしていれば関節に負荷がかからず水は溜まらないのです。
人は生活環境などにより全身の関節可動域や筋肉量に偏りが出来て、動作や歩行に癖となって現れます。この癖がさらに全身の筋力の偏りを生み、年齢を重ねるごとに癖が強くなり異常な動作や歩行になり関節に数倍から十数倍の負荷がかかるようになります。
一番の治療は、偏った関節可動域や筋力を改善して、生活環境を整えることなのです。
注射や電気は基本的に痛み止めのため、改善しない場合があります。注射や電気を当てても治らない方は、整体やリハビリで偏った筋力を改善して、生活環境を整えてもらうのはいかがでしょうか?