リンパ浮腫による苦痛の緩和について学びました

こんにちは、看護師の藤田です。
先月、日本訪問看護財団主催の「訪問看護師がおこなうリンパマッサージの基本と演習」という研修に参加しました。浮腫に関する講演に加え、リンパマッサージの手技の演習もあり、学びの多い１日でした。
浮腫(むくみ)の原因は、心・肝・腎疾患や栄養障害、リンパ管疾患、炎症、がん、加齢など様々です。リンパ浮腫の治療・ケアは主に、①スキンケア(清潔、保湿、傷つけない)　②リンパマッサージ　③圧迫療法(弾性包帯や靴下など)　④圧迫下での運動療法　があります。浮腫は皮膚トラブルや感染を起こしやすく、入院が必要になることもあるため、適切なケアが大切です。
私たちが訪問している利用者様の中にも、浮腫を抱えて生活している方がいらっしゃいます。利用者様やご家族が、浮腫をどのように捉えているのか、どのようなことに苦痛を感じているのかなど生活への影響について確認し、想いに寄り添いながら、安全安楽な生活ができるよう努めていきたいと思います。