理学療法士Aのつぶやき 膝関節症の始まりとその対策

病気全般に言えますが、治療を始めるのは早ければ早いほど良い。つまり、早く病気に気付ければ、早く治るという事です。

ということで、今回は膝関節症の始まりについて語り、今後、自分の膝の異常についていち早く対処できるようにしていただけたら幸いです。

 

 

ではまず、さらっと膝関節症の概要から説明していきます。正式には変形性膝関節症と言い、文字どうり膝関節がすり減り変形してしまう病気です。

悪くなっていく段階としては

①関節がすり減り始める。(痛みが生じてくる。リハビリで痛み改善する。)

②膝の間のクッションである半月板もすり減り始める。(痛い。リハビリすれば痛み軽減、又は改善する。)

③関節がすべてなくなり骨がすり減る。(激痛で歩けない。リハビリも効果薄いため基本的に手術。)

 

 

しかし①になる前には前兆があります。

それは、

1.たまに日常の階段の下りや歩行中に膝に違和感を覚える。

2.正座が出来ない。床で足を真っすぐ伸ばした時、膝裏が床につかない。

3.動くと膝が痛くなる。朝方に膝が痛む。

その後、日常的に膝が痛くなったり、水がたまったりしている時には①の状態になっています。

 

 

基本的に膝は、歩行の際に膝が伸びないと負荷がかかり関節症が進行します。

逆に膝を伸ばして歩行出来ていれば基本的に関節症にはなりません。

 

 

錠剤や注射や電気を当てる、などではなかなか膝は伸びる様にならないため、歩き方を膝が伸びるように意識してみてはいかがでしょうか。

皆が思う綺麗な歩き方(いい姿勢)をしていれば自然に膝も伸びているはずですので、鏡を見たり他人に歩き方を聞くのがいいと思います。

 

 

それでも症状が改善しない方は整体やリハビリなどで姿勢を改善してもらうのが良いと思います。

 

 

 

 

 

未分類

前の記事

ご挨拶
未分類

次の記事

花粉との闘いです!